南国フィリピンで観る南天の星
南十字星・ダイヤモンドクロス・にせ十字星・カノーブス
MIYUKI HOUSEで観るカノーブス星
●宇宙の神秘の感動は脳を元気にします。
フィリピン移住で増えた趣味、「星空観察」です。
フィリピンは常夏の国、年中温暖な気候の為、寒さはありません。老化現象で老いた体を支えてくれるのが温暖な気候です。夜間の目覚め、加齢が進めば2回や3回は目覚めます。気温の変化は抵抗力の弱った老人には厳しい環境、その点常夏の国は、目覚めはリラックスタイム。大感動の宇宙の神秘が大空に煌めいています。南十字星との出会い、実は、にせ十字星の右横下にひと際輝く星があります。その星が「カノーブス」星です。
「南極老人星」や「寿星」とも呼ばれ、日本の七福神の寿老人あるいは福禄寿の元になった神様で、長寿をつかさどるとされました。特に、一目観ると寿命が伸びるという有名な話があります。この星を見ることは縁起が良いのです。と説明されています。ギリシャ神話に登場する船乗り（水先案内人）の名前に由来するという説があります。南の空に輝くカノーブス星は、きっと航海に役立て、航海の無事を願ったのでしょう。
日本ではおおよそ北関東より南の地域で、条件の整った夜に限って、南天の水平線（地平線）ギリギリのところに姿を現す、とても珍しい星なのです。ですが、私の選んだ終の棲家では、南の空の一番星が輝きます。そして時間が経つとにせ十字星が顔を見せ南十字星と横並びで観察できるのです（トップ写真）。
全天第２の明るい恒星で距離約116光年からのキラメキということになります。
カノープスが「長生きの星」とされるルーツは、中国にあります。地平線すれすれにこの星が明るく輝いて見えた時は、天下泰平・国家安泰のしるしだと慶ばれたということです。また、「南極老人星」と呼ばれ、見ると長生きできる星だと言われています。また、この星が赤く見えることから、酒好きで、いつも赤ら顔をした寿老人に見立てたそうです。
マリンドゥケでは、赤い星には観えませんが、海上に没する頃のオレンジ色に観えます。南天の星空に一番先に輝くのがカノーブスです。
目覚めに長寿を願って合掌でもしましょう。
●感動余生
「感動することをやめた人は、生きていないのと同じことである」。 アインシュタインの明言があります。
感動は、私たちの心と体を健康にし、希望を生み出すのです。ですが、「人間は誰でも自分の関心のあることにしか感動をしない。」といわれています。何事にも興味を持つことが大切になります。
老後の余生を楽しむためには、脳の健康は絶対条件です。「老い」 の最も顕著な特徴は 「感動」 と無縁となり、保守的となって固まってしまうことにあります。加齢で「感動」の場面が少なくなっています。私たちは「創造性」と「意欲」を失っては、益々脳が萎縮しボケへの道まっしぐら、ということになってしまいます。どうしてチャレンジが必要なのでしょうか、それは、私たちの脳は初めてのものに敏感に反応しますが、何度も体験したものに対しては感動しなくなる特徴があるのです。そこで自然の摂理がある、自然豊かな終の棲家が望まれるのです。
南十字星・ダイヤモンドクロス・にせ十字星・カノーブス星と横並びで観察できる終の棲家の星空観察は感動ものです。そしてマリンドゥケでは年中ホタルが観れるのも心が和みます。
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夜明の空に南天の星 南十字星・ダイヤモンドクロス・にせ十字星・カノーブス星
月夜の夜 にせ十字星とカノーブス星 ホタルは年中観ることができます。
Miyukihouse の浜に、にせ十字星とカノープス星
miyukihoseの庭から観るにせ十字星とカノープス星
南十字星・ダイヤモンドクロス・にせ十字星・カノーブス星
カノープスの光跡
カノーブスの輝き
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千葉一郎
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